書きなぐり台湾生活日記 「有頂天家族」森見登美彦

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台湾在住歴9年目突入のいわゆるハーフな女子大生が読者なんかそっちのけでとにかく語る。

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「有頂天家族」森見登美彦

有頂天家族有頂天家族
(2007/09/25)
森見 登美彦

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有頂天家族、読み終わりました!!!!
いやいやあ、森見さんの作品に外れはないのではないか?(笑)
今回もあまりの面白さに舌を巻かれました・・・!
面白きことは良きことなり!

えー本作の舞台はまたしても「京都」。
しかし今回は何と毛玉さんたち―狸の物語でした!あっぱれ!←
リアリティなんて欠片もない。
それなのに何故か・・・京都は天狗と狸が仕切っているのか!と思ってしまう。
本当素晴らしいですね。何て魅力的な街なんでしょう京都!

糺ノ森に住む下鴨家の四兄弟とその母。
同じ狸でありながら犬猿の仲の下鴨家と夷川家。
長男の矢一郎は生前偉大だった父の跡を継ごうと、夷川早雲と「偽右衛門」の座を巡って闘う。
しかし彼は真面目だがいざという時に弱く、器の小さい人・・・ではなく狸であった。
次男の矢次郎は父の死後蛙になって井戸で暮らしていたが、いつからか狸に戻れなくなっている。
末っ子の矢四郎は動揺すると思わず尻尾を出してしまう未熟者。
そして語り手となるのは、御都合主義でとにかく面白い事が好きな三男・矢三郎。
落ちぶれて「コーポ桝形」というアパートに住むのは彼の恩師である天狗、赤玉先生。
灰色の日常に一服の清涼剤、と称して先生のもとへうら若き女子高生に化けて訪ねるものも、
「お前の艶姿など見たくもないわ!」と怒鳴り返される始末・・・・。
そんな赤玉先生は昔人間の女性を攫って来て天狗に仕立て上げたのだが、
弁天と呼ばれる彼女はひょんなことから師の赤玉先生をあっという間に蹴り落とし、
今では誰もが恐れる天狗となっていた。
彼女に惚れかけた事のある矢三郎だが、彼女はあの恐るべき「金曜倶楽部」に入っているのであった。
「金曜日倶楽部」は毎年、忘年会に狸鍋を食うのである・・・!

物語が進むにつれて徐々に明らみになる数々の衝撃の事実。
偉大な父・下鴨総一郎は如何にしてあのような末路を遂げたのか?
下鴨家と夷川家の決着は?そして金曜日倶楽部とは一体・・・?

色んなものが複雑に絡み込んできて、どんどん面白くなりますなあ!
素晴らしい下鴨家の家族愛!なんとも泣かせてくれます。
そして、キャラクター皆がとっても素敵なんですよ!
荒唐無稽かつ奇々怪々な妄想の数々。見事なファンタジーでした!さすが!
妄想万歳ですね、森見さん!でもこれが我々人間の素晴らしき所ですよね。
この本の世界にぐいぐい引きずり込まれてしまいました。
現実のことなんかすっからかんに忘れちゃいますから。(え

とっても素晴らしい一冊でした。
森見さんファンも再び唸る!初読の方でもきっとはまり込む!
いろんな方にすすめたいですね。楽しませていただきました。

最後にもう一言、面白きことは良きことなり!
  1. 2008/09/14(日) 20:48:59|
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