書きなぐり台湾生活日記 「黄金の王白銀の王」沢村凛

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台湾在住歴9年目突入のいわゆるハーフな女子大生が読者なんかそっちのけでとにかく語る。

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「黄金の王白銀の王」沢村凛

百数十年にわたり、国の支配をかけて戦い続けてきた鳳穐一族と旺廈一族。
生まれた時から「敵を殺したい」という欲求を植えつけられていた二人の王・穭と薫衣。
だが、彼らは過去のしがらみを断ち切った。
そして、争いのない平和な世の中を作りたいという思いを理解し、陰で協力し合う道を選んだ。
しかし、それは想像以上に厳しいものだった・・・・・・。



黄金の王白銀の王黄金の王白銀の王
(2007/10)
沢村 凛

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夜更かししてでも読み終わりたかった、素晴らしい一冊。

こういうお話ははじめて読みました。

まず、驚かされたのが・・・
互いに仇同士であるのに国を守り育むがために、昔の深い怨念や憎しみを絶とうとした穭の固い決意。
そして最初はその意味を理解できなかった、まだ若かった日の旺廈の頭領、薫衣。
地下墓所での二人のやり取りにはハラハラさせられた。

私は「統一」というと、どこかの偉大なお方がバラバラになっていた国々を力ずくで押さえつけてその上に立つものだと思っていた。
だけど、この本を読んで私のその考えは吹き飛んだ。
二人の頭領は、国を「統一」するために“戦”ではなく協力し合うことを選んだ。
それはどれほど難しいものだったのだろう。

穭の義弟として四隣蓋城に住んでいた薫衣に対する幾年にもわたる嫌がらせ・蔑みの数々。
薫衣はそれに最後まで耐え抜いたけれど、きっとすごく辛かったのだろうなと思う。
彼は最後に、旺廈の頭領としてそして穡大王の血を引く者としてなすべきことをなしとげた。
旺廈のためでも鳳穐のためでもなく、只翠の国にいつか訪れるであろう平和のために。

個人的に稲積が好きだ・・・(穭の妹・薫衣の妻)
健気だなと思って。彼女はとってもいい子だよ。
というか特に嫌いな人物はいなかったけれどね。
河鹿とその息子はちょびっと苦手・・・薫衣が蜂起することを最後まで望んでいた姿は痛々しい。

今の世は平和だ。一概に平和だとは言えないかもしれないけれど、昔に比べれば平和だ。
それをいつまでも守っていけたらいいな。
この本の中の穭と薫衣のように、国と国同士が互いに協力し合って・・・
いつの日か本当に世界中が平和になって欲しい。
  1. 2008/07/02(水) 00:43:34|
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